じっくり長期投資が基本
投資信託とは、多くの人から資金を集め、国内外の株式や債券、不動産(REIT)、商品(コモディティ)などに投資するものです。得られた利益は分配金として投資家に還元されるほか、値上がりしたところで売れば、売却利益も得られます。
多くの投資信託が、毎月1万円ずつなどと積み立て購入も可能です。ドル・コスト平均法により、平均購入単価を低く押されることができます。
投資信託は、販売会社によって積み立て可能な投資信託の本数は異なり、同じ投資信託でも販売手数料が違う場合もあります。さらに、多いときには年率1%にもなる信託報酬が保有中ずっとかかるため、長期で保有するほど影響が大きくなります。
投資信託のおもな種類
日本株式型 | 日本株へ投資。成長重視のグロース型や割安重視のバリュー型など、種類はさまざま。 |
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外国株式型 | 世界各国の株式に投資。運用される株式が先進国か新興国かでリスクの度合いが異なる。 |
国内債券型 | 国内債券へ投資。収益性は比較的見劣りするが、安全性は高い。MRFやMMFも含む。 |
外国債券型 | 外国の政府や政府機関、企業が発行する債券へ投資。投資先によってさまざまな種類がある。 |
国内リート | Jリート(不動産投信)へ投資。組み入れ物件の種類や所在地などに応じ、リスクの度合いが異なる。 |
海外リート | 海外リートへ投資。投資先の構成比率でリスクの度合いが異なる。Jリートを含むものもある。 |
グローバルバランス | 世界の株式や債券、不動産など、さまざまな投資対象へ幅広く分散投資。それぞれ個性がある。 |
その他 | コモディティ(貴金属や大豆・小麦などの商品)指数に連動するよう設計されたファンドなど。 |
銀行でできる積立投資信託の例
銀行名 | 積立可能本数 | 単位 |
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三菱東京UFJ銀行 | 約80本 | 1万円以上1円単位 |
りそな銀行 | 約50本 | 1万円以上1,000円単位 |
三井住友銀行 | 約40本 | 1万円以上1,000円単位 |
みずほ銀行 | 約30本 | 1万円以上1,000円単位 |